プロフィール
静岡市清水区の興津という土地で柑橘と銀杏をメインに百姓をしています。
清水区を銀杏の産地にまで押し上げた、青木貫太郎氏のもとで3年間修行をした後、
耕作放棄地となった銀杏畑を借り、開墾、間伐を経て今に至る。
栽培作物はすべて有機無農薬。
農作物作りへの思い
2億年以上も生き続ける世界最古の樹種、いちょう。
いちょうが受け継いできた古代からの計り知れない膨大な記憶に思いを馳せながら、
山でいちょうの木を見ていると、その生命力に圧倒されます。
夏には枝葉を広げ下草を抑え、冬になると肥料など要らぬ、と言わんばかりの大量の葉を落とす。
そんな自然の循環をなるべく壊さず、いちょう本来の生命力で実をつけてもらっています。
自分はその自然の恵みに感謝して、美味しい銀杏を皆様にお届けしたいと思っています。
来場者のみなさまへ
あらゆる体験は最初が肝心。茶碗蒸しの中にいる冷凍の黄色い銀杏を食べて、銀杏を敬遠している方がいましたら、
このヒスイ色の世界最古の木の実を食べてみてください。